企業研究:日立製作所
今日は、国内最大の電気機器メーカーであり、日立グループの中核企業である、日立製作所の紹介です。
日立製作所に興味がある就活生はぜひ参考にしてみてください。
<会社名>
株式会社日立製作所
<発足>
大正9年2月1日
<代表者>
代表執行役 執行役社長兼CEO 東原 敏昭
<従業員>
連結335,244名(平成28年3月末日現在)
<本社>
東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
<売上高>
10,034,305百万円(連結、平成28年3月期)
<初任給>
高専卒184,000円
学部卒209,000円
修士了233,000円(平成27年4月実績)
<企業理念>
『日立製作所は、その創業の精神である”和”、”誠”、”開拓者精神”をさらに高揚させ、日立人としての誇りを堅持し、優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献することを基本理念とする。
あわせて、当社は、企業が社会の一員であることを深く認識し、公正かつ透明な企業行動に徹するとともに、環境との調和、積極的な社会貢献活動を通じ、良識ある市民として真に豊かな社会の実現に尽力する。』
<事業内容>
①情報・通信システム
②社会・産業システム
③電力システム
④電子装置・システム
⑤建設機械
⑥高機能材料
⑦オートモティブシステム
⑧生活・エコシステム
⑨物流・サービス
⑩金融サービス
<求める人材>
・柔軟な頭で、物事の全体像を捉えられる人財
・あらゆる人に心を開き、心を開いてもらえる人財
・常に自分の意志を持ち、それを明確に示せる人財
・困難に立ち向かい、最後までやりとげられる人財
<日立製作所の強み・弱み>
■強み
・高いブランド力
・インフラなどBtoBの事業を軸にしていること
・事業範囲が多岐に渡るため、相乗効果が高い
■弱み
・組織が非常に大きいため方針決定に時間がかかる
・原子力発電に関わっている分リスクがある
・海外売上は国内製造。輸出がメインであるため真のグローバル化ができていない
<事業展望>
・主力事業である情報インフラの割合は今後拡大していきそう。原子力分野がどうなるかが課題。
<過去のES出題例>
・希望職種・分野を選んだ理由
・部活動・サークル活動について
・自分のセールスポイント
・今までに最も力を入れて取り組んだ事
・当社への志望動機
・あなたの強み
・日立でやりたいこと
・学生時代に頑張ったこと
・研究概要
・所属学会名や学会・学術誌での発表題目
・主な履修科目
・語学力
<過去の面接質問例>
・自己紹介
・志望動機
・なぜこの部署なのか
・十年後どうなっているか
・学業以外で何をがんばったか
・研究について
・ボランティア活動について
・自分の悪い点は
・人からどう思われているか
・研究内容
・志望動機
・英語力
<感想・コメント・アドバイス>
日立製作所の企業研究をしてみて、「柔軟な考え方」、「強い意志」、「執念」、「オープンマインド」を持つ人材を求めているように感じます。ES・面接では、自分で考え、最後まで粘り強くやり遂げたエピソードを語ることができたら良いと思います。そのエピソードは自分一人でやり遂げた出来事ではなく、チームみんなで1つのことに立ち向かった出来事であればなおさら良いです。また、日立製作所のES・面接の特徴として、「語学力」について聞かれることがあることです。グローバルを意識したいという日立の想いがとても伝わってきます。英語の勉強し、TOEIC、TOEFLで点数をとっておくと、加点になるかもしれません。