企業研究:NTTデータ
今日は、日本のシステムインテグレーターであり、データ通信やシステム構築事業を行い、情報サービス事業では業界最大手である、NTTデータの紹介です。
NTTデータに興味がある就活生はぜひ参考にしてください。
<会社名>
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(略称 NTTデータ)
<設立>
1988年5月23日
<代表者>
代表取締役社長 本間 洋
<従業員>
単独:11,263名
グループ全体:118,006名
(2018年3月末現在)
<本社>
東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル
<資本金>
1,425億2千万円
(2019年3月31日現在)
<連結売上>
2兆1,636億円
(2018年4月1日~2019年3月31日)
<初任給>
■月給制
博士了:295,370円
修士了: 246,820円
学士卒: 220,320円
高専卒 :191,110円
(2018年4月初任給実績)
<企業理念>
NTTデータグループは、情報技術で、新しい「しくみ」や「価値」を創造し、より豊かで調和のとれた社会の実現に貢献する。
<Group Vision>
・私たちはお客さまとの間に「ロングターム・リレーションシップ~長期にわたる揺るぎない関係性」を築き上げ、お客さまの夢や望みを実現します。
・私たちは先端技術を進化させ、さまざまな企業・サービスが集結する「エコシステム」を創りあげることで、サービスの付加価値をさらに高めていきます。
・私たちは、働く一人ひとりの多様性を尊重することによって、グローバルに通用する創造力を培い、刺激し、さらに成長させていきます。
<Values>
Valuesとは、Group Visionの実現に向けて私たちが大切にする価値観を表現したもの。
私たちはお客さまを第一に考えます。
お客さまの満足を追求し、お客さまの成功のために、最後まで責任を持ってやり抜くことが、私たちの基本精神であり行動規範です。
■Foresight
私たちは、現状に満足することなく、スピード感と先見性を持って行動します。
お客さまのビジネスとITの将来を考え、先見性をたえず磨くことで、お客さまと一緒に夢を実現し、その先にある新しい社会を生み出すことをめざします。
■Teamwork
私たちは仲間とともに達成する「自己実現」を大切にします。
多様な個性や考え方を持ったメンバーがチームを組み、ひとつの目的に向かって知恵を出しあい、協力しあいながら取り組む仕事は、個人ではなしえない大きな成果を生み出します。
<事業内容>
・システムインテグレーション事業(SI)
・ネットワークシステムサービス事業
・その他これらに関する一切の事業
<NTTデータのトータルソリューション>
NTTデータはITを活用した幅広いビジネス領域(※)でグループの総合力を生かしたトータルサービスを提供しています。
(※)幅広いビジネス領域
<NTTデータを知る>
NTTデータを知るための色々なキーワードをご紹介します。
NTTデータグループが構える海外拠点の国の数と連結の従業員数。この118,000名のうち、半数以上が海外拠点で働いている。
■30回
売上高が前年度を上回った回数。1988年の設立から30年、激化する競争のなかにおいても、成長を続けてきました。これまで手掛けてきたビジネスを守り抜くだけでなく、常に新規分野やグローバルビジネスへの挑戦を続けてきた証でもある。
■Values3
Valuesとは、Group Visionである「Trusted Global Innovator」の実現に向けて 大切にする価値観を表現したもの。NTTデータでは「Clients First」「Foresight」「Teamwork」の3つのValuesを掲げている。10年後のありたい姿をめざし、一丸となって企業変革を実現していくために、大切にする価値観を明確にし、共有している。
■Re:Marketing
既成概念を取り払い、政治・経済・社会・技術の動向、そしてお客様・競合・NTTデータ自らの変化を改めて見直してマーケティングを行う活動。市場シェア向上を目的とした既存顧客のビジネス深化、新しい技術や海外展開による新規マーケット創出をテーマに進められている。
■NTT DATA Technology Foresight
NTTデータが年に一度導き出す「近未来の展望と技術トレンド」。未来のテクノロジーが社会やビジネスに与える影響を予見し、さまざまなお客様と共に将来ビジョンを描き実現していくことで、より良い社会を目指している。
■5
システム開発を行う組織の成熟度を示す国際指標「CMMI」。NTTデータは開発・サービスそれぞれの分野で最高水準のレベル5を取得しています。CMMIには日本で7社しか認定されていない。
■オープンイノベーション
社内外問わず広く技術やアイデアを集め、今までには不可能だったイノベーションを実現していくという概念。NTTデータではベンチャー企業との連携による新規ビジネス創発活動を行っている。2016年10月には、地方銀行とベンチャー企業をつなぎ、今までにない新しいサービスを創出することを目的にBeSTA FinTech Labが設立した。
■B to B to C
NTTデータのお客様は官公庁、学校、企業などですが、システムの利用者が私たち生活者であるケースもたくさんある。例えば統合ATMスイッチングサービス、カード決済総合ネットワークサービスなど。当社が手掛ける仕事は、社会基盤を支える役割を担っている。
■Global One NTT DATA
日本を含めた世界5つの各地域での実績・ノウハウ・サービスなどを共有し、NTTデータブランドとして世界中の顧客に対して最適なシステム・サービスを迅速に提供する体制を構築している。
■Fast Growth
お客様との直接交渉、単独での海外出張、数億円規模の開発案件の取り仕切りといった機会は、若手であっても一人称で動く社員には数多く巡ってきます。入社3年目で2〜3億円規模のサブシステム構築のリーダーを任される社員は珍しくない。
■Chance
技術に精通した情報系学部出身者はもちろん、NTTデータでは文系や化学・物理といった非情報系学部の出身者も多数活躍している。(新卒入社の3割以上は文系出身者) 出身学部、性別、国籍等これまでのバックボーンに捉われないキャリアを自分自身で創り上げられるフィールドがある。
■Communication
NTTデータでは営業・システムエンジニア問わず、お客様やベンダー、上司やチームメンバー、協力会社、財務部や法務室など社内外の多くの人達と一つの目標に向かって日々仕事をしている。一人で黙々と作業する時間よりも誰かと一緒に仕事をしている時間が長く、高いコミュニケーション力が求められる。
■SE≠PG
NTTデータのシステムエンジニアはプログラマーではない。建設現場で例えるなら、プログラマーが大工であるのに対し、システムエンジニアは建築士や現場監督。ITやビジネスノウハウ、プログラミングの知識を活用して、お客様の願いや社会のしくみをシステムで実現するための全体設計を行う。
■Work Style
フレックスタイム制、裁量労働制、テレワーク(在宅勤務)、リフレ休暇やアニバーサリー休暇等一人ひとりの社員が最高のパフォーマンスを発揮するために多様な働き方を受容している。
■1901時間
SI業界は忙しいと思われがちですが、社員の年間総労働時間は1901時間で、IT業界平均の2056時間や、日本の全産業平均の2024時間を大きく下回る水準。育児復職率も98%ワークライフバランスを大切にしている。
■Professional
社員が高度な専門性と変化対応力を有するプロフェッショナルな人財となることを目的に「プロフェッショナル CDP」を導入している。目指す人財像と成長への道筋を示すとともに、社員の現在の到達レベルの認定や能力開発の方法を分かりやすく提示し、社員一人ひとりの自律的な成長を支援している。
■AI
NTTデータが目指すのは、「ビジネス課題に対応したAI」を提供していくこと。AIの進化における第一世代の「ルールベース」、第二世代の「統計/探索モデル」、第三世代の「脳モデル」を適材適所で組み合わせ、「知識発見」から「予測」、「知識処理(実行)の自動化・自律化」にいたるまで、すでに広範囲なAI活用の実績を有している。
■イマツイ
NTTデータは、アジアで唯一Twitter社の全量データを扱えるという強みを活かし、Twitterを主とするソーシャルメディア上での生活者の日々の投稿や行動を、NTTデータのデータサイエンティストが分析し、そこにあらわれる世の中の動き、兆しをいち早く捉え、皆様にお届けする、新しい形のニュースサイト「イマツイ」を配信している。
<求める人材>
・社会のために自律的に考え、自ら動き周りを巻き込む「考導力」
・最新の技術に興味を持ち、変化を起こすことを楽しむ「変革力」
・多様な仲間と共通の目標を創り成し遂げる「共創力」
・強い意志と情熱を持つ人材
<NTTデータの強み・弱み>
■強み
・多くの社会インフラなどの大規模システムを構築してきた「信頼性」
・ハードウェアに依らないマルチベンダーとしての「柔軟性」
・お客様にとって最適なITサービスを提供する「先進性」
・積極的な技術開発で新しいビジネスモデルを創出する「技術力」
・SIerの中でも最大の規模感を誇る
・官公庁、金融業界に強い
・大規模システムのマネジメント
・海外進出
■弱み
・M&Aを繰り返して市場規模は拡大しているが、各グループ会社とのシナジーは薄い
・保守的な面
・古い気質が残っている
・コスト競争力の弱さ
<過去のES出題例>
・NTTデータを志望した理由
・入社後チャレンジしたいことを述べて下さい
・NTTデータでは求める人財像として、次の3つを定義しています。この中でご自身にもっとも当てはまるものを選択してください。(考導力,変革力,共創力)
・上記設問で回答した内容を元に、NTTデータを志望した理由を記入してください。
・チームで成し遂げたこと
・大学での困難と学びを教えてください
・あなたの人生において、絶対に譲れない大事なことを、理由とともに記入してください
<過去の面接質問例>
・ESの内容の深堀
・自己PR
・学生時代頑張ったこと
・企業を選ぶ軸を教えてください
・当社への志望動機を教えてください
・学生時代最も力を入れたこと
・競合他社の中でNTTデータを志望する理由
・NTTデータで実現したいことはなにか?
・NTTデータで挑戦したいことはなにか?
・なぜIT業界を志望するのか?
・他に受けている企業や業界
・趣味、特技
・あなたがチームで最も高い成果を上げた経験を、そのときのあなたの役割とチームへ及ぼした影響を教えてください
・IT化されたビジネスに触れた経験は?
・今までの人生で最も苦労した経験と、それをどう乗り越え、何を学んだかを教えてください
・NTTデータの魅力をおしえてください
・あなたの人生において、絶対に譲れない大事なことを、理由とともに教えてください
・長所と短所を教えてください
・NTTデータというフィールドを利用して、国内外を問わずチャレンジしたいことを記入してください
・IT関係のスキルはあるか?
・あなたの強みとそれをNTTデータでどう活かせると思いますか?
・NTTデータの印象を教えてください
・あなたは当社でどのように活躍できますか?
・仕事では色々なお客様と接することになりますが、その中には昨日と今日で言うことがまるで異なる人もいます。その場合どうしますか?
・興味のある分野と入社してからやりたい仕事を具体的に教えてください
・あなたのキャリアプランを教えてください
・自分のセールスポイントは?
・あなたは周りからどんな人だと言われるか?
・あなたのいいところを教えていただけますか?
・NTTデータの良いと思うところ、悪いと思うところ
・就活を通して成長できたと思うこと
・プログラミングはできますか?
・今まで経験した逆境は?またどう乗り越えたか?
・アルバイトで最も大変だったこと、どう乗り越えたか?
・大学、ゼミでの研究内容を教えてください
・サークル活動で頑張ったことは?
・座右の銘は何か?
・ストレス解消方法は?
・あなたは考えてから行動しますか、行動してから考えますか?
・リーダーシップ経験を教えてください
・チームを引っ張るうえで必要なことを3つ挙げてください
・NO.1になった経験を教えてください。
・何かを新しく生み出した経験はありますか。
・(周囲を巻き込んだ経験に対して)あなたの意見を聞かない人にはどう働きかけましたか。
・あなたのキャッチコピーを述べてください
・なぜSEを志望するのですか?
・弊社の事業で興味があるプロジェクトやサービスはありますか?
・転職するキャリアは描いていますか?
・逆質問
<感想・コメント・アドバイス>
NTTデータさんの企業研究をしてみて、 「自律性」、 「好奇心」、「変化を好む」、「挑戦」、「チームワーク」の要素を持つ人材を求めているように感じます。
ESと面接の際には、上記の要素をアピールした方がいいでしょう。
面接では、「なぜ、IT業界なのか?」、「なぜ、競合他社の中でNTTデータなのか?」が重要になってきます。この設問についてはじっくりと考え、自分の答えを作りましょう!!!
また、学生時代の経験やストレス耐性についても面接では見られます。そのため、上記にまとめた過去の面接質問例には目を通し、回答例の作成を行いましょう!!
IT業界ではとても人気なNTTデータさん。内定をもらうには入念な対策が必要です。しっかりと対策をして選考にのぞむようにしましょう!!!
参考:就活生に登録していただきたい就職活動サービス
最後に、就活生に是非、登録していただきたい就職活動サービスを紹介しておきます。
もちろんリクナビさんやマイナビさん等は登録済みだと思うので、それ以外で、
登録しておいて、損はしないサービスを紹介しておきます。
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・大手企業のグループ会社、企業向けサービスで高いシェアを誇る安定企業など様々な優良企業を紹介してくれる
・多数の企業人事とつながりがあるため、特別推薦枠も多数あり
といった利点があります。
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