企業研究:資生堂
今日は、「一瞬も 一生も 美しく」というキャッチフレーズでも有名であり、化粧品の製造・販売を主な事業とし、化粧品の国内シェアは第1位であり、世界シェアでは第5位にある、資生堂の紹介です。
資生堂に興味にある就活生は是非、参考にしてください。
<会社名>
株式会社資生堂
<発足>
1927年6月24日
<代表者>
代表取締役社長兼CEO 魚谷雅彦
<従業員>
46,000人
(2019年1月1日時点)
<本社>
東京都港区東新橋一丁目6番2号
(汐留タワー)
<資本金>
645億672万5,140円
(2017年12月31日現在)
<売上高>
1兆948億円
<初任給>
■初任給(2016年4月入社社員:東京23区居住の場合)
博士了 月給265,000円
修士了 月給235,000円
大学卒 月給215,000円
高専卒 月給195,000円
※いずれも一律地域手当9,000円(居住地により異なる0~9,000円)を含む
<企業理念>
■THE SHISEIDO PHILOSOPHY
1. 私たちが果たすべき企業使命を定めた OUR MISSION
2. これまでの140年を越える歴史の中で受け継いできた OUR DNA
3. 資生堂全社員がともに仕事を進めるうえで持つべき心構え OUR PRINCIPLES
■OUR MISSION
OUR MISSIONは、世界中の人々や社会・地球環境に対して資生堂が果たすべき企業使命であり存在理由です。
■OUR DNA
OUR DNAは、1872年の創業時より社員が脈々と受け継いできた遺伝子です。これらはOUR MISSIONを実現するうえで、資生堂人としての要となるものであり、日本で生まれた資生堂の真髄です。
■OUR PRINCIPLES
OUR PRINCIPLESは、すべての資生堂社員が日々ともに仕事をするうえで大切にしている心構えです。お互いへの信頼(TRUST)をベースとし別名“TRUST 8”と名付けています。
<TRUST 8>
①THINK BIG
広い視野から、大局を捉えて、物事を考えよう
クリエイティビティを発揮して、新しい価値を作り出そう
②TAKE RISKS
リスクを恐れず挑戦しよう
Try & Error & Tryを実践しよう
③HAND ON
現場にある真実を理解し、意思決定しよう
自らが動き、汗をかき、手を動かそう
④COLLABORATE
組織の壁を取り払おう
1人ひとりの異なる強みを活かし、協力し合おう
⑤BE OPEN
本音を語ろう
“バッドニュース”も安心して共有できるチームになろう
⑥ACT WITH INTEGRITY
いかなる時も、誠実で謙虚な心構えで行動しよう
⑦BE ACCOUNTABLE
目標達成にコミットしよう
最後まで責任を持ち、やりきろう
⑧APPLAUD SUCCESS
仲間の成功を喜び、皆でたたえ合うカルチャーを作ろう
<事業内容>
■化粧品事業
(1)プレステージ
デパートや化粧品専門店を中心にカウンセリングを通じて販売している、付加価値の高い高価格帯化粧品
(2)フレグランス
著名なデザイナーとのコラボレーションにより個性的なスタイルを提案する、ファッション性の高い高価格帯フレグランス
(3)コスメティクス
ドラッグストアや量販店を中心に、お客さまに自由に選んでいただく中低価格帯化粧品。市場、ブランド、チャネルの特性に応じてカウンセリング販売も行う
(4)パーソナルケア
ドラッグストアや量販店を中心に展開。低価格帯のスキンケア商品、シャンプーなどのヘアケア、ボディーケア商品など
(5)プロフェッショナル
ヘアサロン向けのヘアケアやスタイリング商品、ヘアカラー剤、パーマ剤などの商材
■その他の事業
上記以外の事業として、株式会社資生堂パーラーを通じたレストラン事業やフーズ事業、ザ・ギンザを通じた小売事業に加え、ヒアルロン酸や、医科向け化粧品の製造・販売、アミノ酸の分析受託といったフロンティアサイエンス事業なども展開しています。
また、当社グループ法人ではありませんが、過去50年以上にわたって美容師やビューティーコンサルタントなどの多彩な人材を美容業界に輩出している「学校法人資生堂学園 資生堂美容技術専門学校」や、化粧品の枠組みではなく美容医療の観点から肌悩みのソリューションを提供する「南青山皮膚科 スキンナビクリニック」などとも密接に連携し、より高いお客さま満足をめざしています。
<求める人材>
・美しさを通じて、世界中の人々を幸せにしたい人材
・TRUST8の要素を持つ人材
<資生堂の強み・弱み>
■強み
・世界的ブランド力
・インターネット販売の増加
・グローバルな事業展開
・商品の開発力
■弱み
・ブランドの乱立
・不足な事態によるブランド価値の低下
<資生堂のKEY FIGURES>
(1)展開する国と地域:約120
(2)日本、アジアでのポジション:NO.1
(3)女性管理職比率(グループ全体):5⒋8%
(4)従業員の国籍:約80
(5)営業利益率:9.9%
(6)ROE:14.1%
(7)研究開発拠点:8
(8)研究所員数:1500人
(9)IFSCC大会での受賞数:26
(10)研究開発費:291億円
(11)生産拠点:10
<2018-2020の5つの重点戦略:Building for the Future>
(1)ブランド・事業のさらなる「選択と集中」
プレステージファースト戦略のもと、当社の強みであり成長性と収益性の拡大が期待できるプレス テージ領域を第一優先に強化します。「SHISEIDO」、「クレ・ド・ポー ボーテ」、「NARS」、 「bareMinerals」、「イプサ」、「LAURA MERCIER」、「Dolce&Gabbana」に投資を集中し、成 長を実現していきます。加えて、中国をはじめとするアジア地域では、コスメティクス・パーソナルケ アブランドのうち、メイド・イン・ジャパンブランドの「エリクシール」、「アネッサ」、「専科」 を集中育成します。なお、各地域のお客さまのニーズを捉えたローカライズマーケティングの強化や、 流通との協働を通じ、一層ブランド力を高めていきます。
(2)デジタライゼーションの 加速・新規事業開発
全世界で、デジタルマーケティングやEコマースを強化します。Eコマースにおいては、主要のEコマースプラットフォームとの連携を強化するとともに、店頭の顧客データとの統合など、CRM(カスタマー リレーションシップ マネジメント)を進めます。全世界のEコマースの売上高構成比率を、2017年の8%から、2020年には15%(中国は40%)まで高めます。また、ビジネスオペレーションの基盤整備として、各地域本社間のビジネスプロセスとの連動、ITプラットフォームの統合やデータの一元管理を進めます。新事業開発では、お客さま一人ひとりのニーズに合わせた価値提供を実現するため、パーソナライゼーションへの対応を強化していきます。米国では一人ひとりの肌色に合ったファンデーションをつくる「bareMinerals Made-2-fit」をスタートしており、日本ではその時の天気や気分、肌状態などを分析してスキンケアを配合する「Optune(オプチューン)」のテスト展開を始めています。今後も、IoTなどのデジタル技術と既存ビジネスを掛け合わせることによって、新しい商品・サービスを生み出します。
(3)イノベーションによる新価値創造
これまで培ってきた当社の知見と、M&Aなどによるブランドや技術、専門性の高い人材が融合し、相乗効果を発揮していきます。これにより、化粧品のみならず、人工皮ふ、毛髪・皮ふ再生、先端美容など新領域を創出し、革新的なビジネスモデルを構築します。また、研究開発領域への投資を強化し、2020年には売上高に占める研究開発費比率は3%(将来的には4%)、研究所員数は1,500名まで増やします。
2019年4月には、横浜に世界中の研究開発拠点の中枢となる「資生堂グローバルイノベーションセンター」(呼称「S/PARK(エスパーク)」)が本格稼働しました。国内外の最先端研究機関や異業種などから集約した多様な知見、情報、技術を融合させて、今後も世界中のお客さまに向けて新しい価値を提供し続けます。
(4)世界で勝つ、人材・組織の強化「PEOPLE FIRST」
「VISION 2020」を達成し、世界中で価値を創出するためには、社員の力を高めていくことが重要となります。当社は「PEOPLE FIRST」という考えのもと、人材育成投資の強化に取り組んでいます。今後の資生堂をリードする次世代リーダーの育成を目的とした研修プログラムや、ダイバーシティの推進、英語公用語対応などに取り組んでいます。
(5)グローバル経営体制のさらなる進化
2016年にスタートしたグローバル経営体制では、各地域本社のCEOに責任と権限を委譲したことで、市場環境に迅速かつ適確に対応した経営を進めています。
2018年からは、それぞれの強みのある地域が価値創造の拠点となる「センター・オブ・エクセレンス」をさらに強化していきます。2019年からは、当社のMatchCoやGiaranの技術などをより進化させる「Technology Acceleration Hub」をアメリカ・ボストンに、デジタルなど新技術の開発が著しい中国・上海に「China Business Innovation Center」を設置しました。「センター・オブ・エクセレンス」で得た知見は全世界で共有し、マーケティングや商品などの価値づくりに活かしていきます。加えて、「センター・オブ・エクセレンス」や研究所など、それぞれの価値創造拠点をつなぎ合わせていくことで、領域を超えた全く新しい価値づくりまで目指していく「Connected Multi-Value Creation」を実現していきます。
<取り組むべき課題>
2020年の経営目標を達成するためには、5つの重点戦略への取り組みに加えて、解決すべき課題があります。1つ目は、商品供給体制の強化、2つ目は、米州および欧州事業の収益性の改善です。
(1)生産・供給体制の強化
「VISION 2020」に取り組み始めてから日本事業が急回復したこと、加えてインバウンド需要の拡大やアジアや中国におけるメイド・イン・ジャパン商品の需要増が続いています。そのため、短期・中期・長期の視点で日本国内の生産体制強化を実行しています。短期的には、既存3工場への設備投資、人員体制の強化、生産品種の大幅な絞り込み(SKUの削減)、外部委託先の拡大や需要と連動した原材料調達の拡充などに取り組んでいます。
さらに中長期の成長を見据え、自社工場の生産能力増強を目指し、新たに3工場を建設します。2019年 末には那須工場、2020年には大阪茨木工場(仮称)、そして2021年には福岡久留米工場(仮称)の稼 働を見込みます。新たな工場は、次世代型工場として、IoT、最先端技術を導入していきます。これら3 つの工場が完成すると、日本国内は6工場体制へと強化されます。日本の高品質のものづくりの強み、 匠の技術を伝承・発展させることで、今後の成長を支えていきます。
(2)米州および欧州事業の収益性の改善
米州、欧州の収益力向上に向け、米州では「bareMinerals」の再生に向けた新マーケティングをスタートし、Eコマースの強化をする一方、固定費の削減を目的とした不採算店舗の閉鎖にも取り組んでいます。欧州では、2017年より当社生産をスタートした「Dolce&Gabbana」の売上拡大と、「narciso rodriguez」などのデザイナーズフレグランスの成長拡大を目指すことで、収益性を高めていきます。
<過去のES出題例>
・部活やサークルの活動内容
・大学の成績について、優以上(80点以上)・良(70点以上)・可(60点以上)を目安におお よその構成比(パーセント)をご記入ください。(既卒の方または大学院に在籍されている方は卒業時のもの、在学中の方は分かる範囲でご記入ください。)[記入例]優60%良20%可20%
・大学・大学院での学業(学部・学科の専攻、研究室等)を通じて、もっとも力を入れて勉強 したテーマ・内容をご記入ください。
・資生堂を志望する理由と入社後に資生堂で実現したいことをご記入ください。
・あなたが学生時代に挑戦したこと、またそこからどのようなことを学んだかをご記入ください。
・145年続いてきた資生堂の社名を変更する、重要なミッションをあなたにお願いします。新しい社名と、未来の社員にも語り継がれるようにその理由も説明してください。
・⾃由に⾃⼰PRしてください。
・あなたがここ2〜3年で、何かに挑戦し成果を挙げたことと、その成果をあげるためにとった⾏動についてお聞かせください。 場⾯例:学業、ゼミ、部活、サークル、アルバイト、留学、ボランティア活動等々
・得意なスポーツや趣味をご記入ください。
<過去の面接質問例>
・ESの内容の深堀
・志望動機
・資生堂でやりたいこと
・なぜ化粧品業界か?
・自己PR
・10年後の夢
・キャリアプラン
・なぜ化粧品業界に志望し、その中でも資生堂を選んだのか。
・営業をするにあたり、どんな力が重要になってくると思いますか。
・あなたにとって化粧品とは何ですか?
・あなたが自覚している長所と短所を教えてください。
・どういった時にその長所を生かすことができたか教えてください。
・短所について、今後どのように対処していこうと考えていますか?
・ゼミや研究室で、あなたはどういった役割を果たしていますか?
・あなたの研究は生活の中でどう役立つと考えていますか?
・(理系学生に対して)大学院へ進学しない理由を教えてください。
・あなたがどのように資生堂に貢献しようと考えているのか教えてください。
・企業選びの際に重視することについて教えてください。
・他にはどんな業界を受けているか教えてください。
・逆質問
<グループディスカッションのテーマ>
・全ての人類が生きやすい世の中を作るためにはどうすればいいか、またあなたは資生堂の社員としてそれを解決するために何ができるか。
・30枚の紙を使って、できるだけ高いタワーを作ってください
・美を作るための新しい提案
<感想・コメント・アドバイス>
資生堂さんの企業研究をしてみて、 資生堂さんが掲げる「TRUST8」の要素を持つ人材を求めているように感じます。そのため、ES、面接では「TRUST8」の要素を意識した内容で勝負することをオススメします。
「TRUST8」の内容は全部暗記しておいた方がいいかもしれません。面接で内容を聞かれる可能性もあるので資生堂さんの志望度が高い就活生は、毎日「TRUST8」を見て暗記してしまいましょう!!
そして、逆質問の際に「TRUST8」に内容について質問するのも良いと思います!!!
また、資生堂さんの選考ではグループディスカッションがあるそうです。そのテーマも独特なものが多い印象です。グループディスカッションが苦手な方はしっかり対策をして選考にのぞむようにしてください!!
グループディスカッションが苦手な方は私が書いているグループディスカッション対策ブログを一度読むことと、それでも不安な方は、ブログのお問い合わせフォームから私にメールを頂ければ、一緒に対策をしようと思います!!!!
面接対策としては、化粧品業界を選んだ理由とその中で資生堂さんが良い理由は絶対に答えを準備しておきましょう!!!化粧品業界の競合との違いについては、ノート等にまとめ、面接で聞かれても迷うことなく答えられると他の就活生より一歩リードできるはずです。
参考:就活生に登録していただきたい就職活動サービス
最後に、就活生に是非、登録していただきたい就職活動サービスを紹介しておきます。
もちろんリクナビさんやマイナビさん等は登録済みだと思うので、それ以外で、
登録しておいて、損はしないサービスを紹介しておきます。
私も就職活動時代、たくさんのサービスに登録し、色々な選考情報を集めていました。
就活は情報戦です。迷っているなら動くそれが成功する秘訣です٩( ‘ω’ )و
新卒就活エージェントさんのキャリアチケットさんです。
キャリアチケットさんの良いところは、
・自己分析、ESなどの基本的なことがわかるセミナーを定期実施
・日程調整や人事との連絡もしっかりサポート、人事にアドバイザーからアピールしてくれる
・人事目線でフィードバックが得られるから、自分のアピールポイントが響くように指導をしてくれる
・大手企業のグループ会社、企業向けサービスで高いシェアを誇る安定企業など様々な優良企業を紹介してくれる
・多数の企業人事とつながりがあるため、特別推薦枠も多数あり
といった利点があります。
キャリアチケットさんは、就活生にはとても心強いサービスになっています。
興味のある方は、登録だけするだけでも損はないので、おすすめです。
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(2)就活生の約4人に1人が登録!オファー型就活アプリOfferBox
企業が学生にオファーするスカウト型の新卒就活サイトを展開するOfferBoxさんです。
OfferBoxさんは就活生の4人に1人は登録しているとても人気なサービスです。
OfferBoxさんの良いところは、
・大手企業からベンチャー企業の登録企業数が5600社以上とオファーが届く企業数も豊富
・企業側からオファーが来るので、就職活動を進めやすい
・あなたの人柄を見て、オファーをくれるため、ミスマッチングを極力起きないようにしてくれる
・適性診断AnalyzeU+を無料で受けることが可能。 その適性診断の結果をもとに、自己PRをさらに磨くことができる
・色々な業界の企業からもオファーがくるため、就活の視野が一層に広がる
就職エージェントのキャリアパークさんです。
キャリアパークさんの良いところは、
・最短1週間で内定も可能
・特別推薦ルートへご案内をしてくれる(ES、一次面接免除)
・年間1000名以上を内定に導く実績のある就活のプロが徹底サポートしてくれる
・大手グループ/東証一部上場企業/急成長ベンチャー/優良企業など様々な企業を紹介してくれる(紹介してくれる企業数も多様)
・自己分析・ES・面接・グループディスカッションなど充実の選考対策を実施してくれるため、安心
・人事責任者への推薦を実施してくれるという心強さ
・面接のフィードバックあり ・ナビサイト非掲載の求人を紹介してもらえるため、自分の知らなかった企業への面接も可能
といった利点があります。とりあえず登録しておくだけでも十分に役立つ時が来るので
まだ登録していないという方は是非登録してみることをおすすめします。
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