【ESの書き方】いきなり清書をするな!!通過率を上げるためのESの書き方

・ESを書くのが苦手

・ESの通過率を上げたい

このような悩みを持つ人向けに、今回は記事を書いていきます。

※ESの設問別の書き方の注意点や構成については以下の記事にまとめていますので合わせてご覧ください。



 

今回の記事では、就活時代に大手12社以上(総合商社・広告・外資・内資コンサル)から内定を頂いていた私が、

就活時代に実践していたESの書き方をご紹介します。

私が就活時代に実践していたESの書き方のテクニックはたくさんありますが、

私が普段就活支援をしている中で多くの就活生が失敗していると思っている部分を今回は紹介します。

今回紹介できなかったことについては、別の記事にまとめていく予定ですので、少々お待ちください。

 

今回の記事を読んで、ESの通過率を上げてもらえると嬉しい限りです。

 

では、紹介します。

 

ESを書くときは、絶対にいきなり清書をしてはダメ!!


就活生の皆さん!!

ESを書くときに、

・時間がない

・めんどくさい

という理由で、いきなりESを清書を仕上げようとしていませんか??

ここで言っている清書とは、400文字のESに対して、

下書きをせず、400文字のESを仕上げようとする行為のことを言います。

 

毎年、就活生の支援活動をしていると、多くの就活生がESをいきなり清書しているように思えます。

そのせいで、

・ESの中身がない

・文章が論理的でない

・文章構成がめちゃくちゃ

という人がたくさんいます。

 

ESをいきなり清書するとなぜ、上記のようなミスが発生するかというと、

限られた文字数に収めることに気をとられてしまって、本来書かないといけないことや

文章の構成に目が行かなくなってしまうからです。


そして、最終的に、ESの通過率を下げる。という就活生にとって最も最悪な結果を引き起こしています。

 

私は、このミスに気づかない就活生はとっても勿体ないと思っています。

自分からESの通過率を下げる行為をするのは本末転倒ですからね。

この記事を機に、いきなり清書をする習慣をやめましょう。

 

私も就活を始めたときは、いきなり清書をしようとしていました。

しかし、そのときに「文字数を意識し過ぎて、文章がめちゃくちゃ」ということに気づき、

いきなり清書をする方法をやめました。

 

では、どのようにしたら良いのかを紹介します!!

 

 

文字数を意識しない。設問に対し、自分が書きたいと考えていることをとことん下書きとして書き出す


清書を辞めるのはいいものの、どのようにすればいいのかを紹介します。

ESを書くときは、まずは以下のようにするのが良いと思います。

 

文字数を意識せず、設問に対し、自分が書きたいと考えていることをとことん下書きとして書き出す

上記の取り組みをまずは行った方が良いです。

 

ここで大事なのは、『文字数を意識しないこと』です。

もちろん最終的にESを仕上げるには、文字数を意識しないといけませんが、

ESの書き始めの段階で文字数を意識する必要はありません。

設問に対して、自分の書きたいと考えていることをとことん下書きとして書き出してください。

 

なぜ、これが大切かというと、

ESで、あなたが企業側にアピールしたい・伝えたい部分があると思います。

現段階であなたがアピールしたい・伝えたい部分を漏れなく、書き出しておくことで

ESを完成させる際に、自分が本来書きたかった内容を漏らさずにESを完成させることができるからです。

もちろんESは文字数の関係上、あなたのアピールしたいことを全て書くことはできませんが、

全て書き出すことで、その中で優先順位をつけることができます。

優先順位が高いものをESの最終版に残せば良いので、その取捨選択にも役立ちます。

 




設問の文章構成を考え、それを要素分解し、要素ごとに文章を作成する


上記までで、

文字数を意識せず、設問に対し、自分が書きたいと考えていることをとことん下書きとして書き出す


作業が完了したと思います。

そしたら次は、あなたが書こうとしているESの設問の文章構成を考えます。

そして、その文章構成を要素分解し、要素毎に何を書くのかを決めていきます。

要素ごとに何を書くのかを決めるときに役立つのが、文字数を意識せずに書いたあなたのESです。

 

どういうことを言っているか分からない人もいると思うので、ガクチカを例にすると、

私の考えるガクチカの文章構成は以下です。

 

■ガクチカの文章構成
①頑張ったことを1文で分かりやすく
②頑張ったことのエピソードの背景
③目標
④目標に対する課題
⑤課題に対する原因
⑥原因を取り払うための解決策
⑦結果


※下記にガクチカの具体的な書き方は記事にしているので気になる方はそちらをご覧ください。



文章構成決める際に、上記の①〜⑦ようにガクチカのESに書くべき内容を要素分解します。

そして、要素分解したそれぞれの①〜⑦に対して、

あなたが書こうとしているガクチカのエピソードから個別に文章を作っていきます。


例えば、

 

①頑張ったことを1文で分かりやすく

大学時代の体育会野球部において、チーム一丸となって部としては10年ぶりの関東大会優勝を果たしたことだ。


②頑張ったことのエピソードの背景

当部は、例年関東大会でベスト8以上の成績は残すものの、優勝までは遠ざかっていた。
その中で、キャプテンに就任した私は、「部の歴史を変えたい」と強く思った。


③目標

『10年ぶりの関東大会優勝』


みたいに要素ごとに文章を作成していきます。


このように、文章構成を考え、要素ごとに文章を作成していくのがなぜ良いかというと、

・文章構成に誤りがなくなる

・文章全体が論理的一貫性を保てる


というメリットがあるからです。

ESというのは、文章構成と文章の論理的一貫性を保つことがとても大切で、

これを守るだけでも、ESの通過率は圧倒的に上がります。


ESを書く際に、上記のような取り組みをしていなかった人はこの記事を機に真似をしてみましょう!!



要素ごとに作成した文章を1つにまとめる


要素ごとの文章を全て書き切ったら、次は、要素ごとの文章を繋げて、1つの文章にしていきます。

要素ごとに文章を書く段階で、

文章構成を意識している

ので、要素ごとの文章を繋げる段階で、文章全体を眺めても、おかしな文章になることはないはずです。

 

文章全体がおかしな文章になっていない


これが今回紹介したESの書き方の最大の強みでもあります。

もし、文章がおかしい場合は、あなたが考えたESの文章構成がそもそも間違っているので、

文章構成から考え直せば良いだけです。

※と言っても文章構成を考えるのが苦手な人のために、ESの文章構成や書き方についてまとめている記事を書いているので参考にしてください!!

 



また、文章をまとめる上で気をつけてほしいことがあります。

それは、

 

接続詞を必ず使う

ことです。

文章と文章を繋げるときは、必ず接続詞を使ってください。

当たり前のことですが、できない人が多いので警告しておきます。

 

ここまでで、文字数を意識せずに、ESが完成しました!!


完成したESを設問の文字数に合わせて文字数追加・文字数削除を行う


文字数を意識しないESが完成したら、最後の仕上げの段階として、

企業側の指定するESの文字数にするために、文字数の追加・文字数の削除をしていきます。


この段階で一番気をつけてほしいことは、

文字数の追加・文字数の削除しても、文章の論理に一貫性があること


を意識しながら、文字数の追加・削除を行ってください。

これは中々難しいことですが、せっかくここまでの段階で、文章に論理性があるものを作成できています。

それを崩してしまっては、今までの努力が全く意味のないものになってしまうので気をつけましょう!!

 

特に文字数の削除の仕方は就活生にとっては、難しいと思うのでアドバイスしておくと、

削除をするときに、単純に1文を削るのではなく、

同じ意味の言葉に置き換えることで文字数を少なくできないか


を考え、文章を置換しながら削除していくことが一番良いやり方です。

または、自分が企業にアピールしたいことの優先順位を考えながら、

「ESでは、●●をアピールして、面接の場では追加で●●をアピールすることにしよう」

と決めて、文字数を削減していくのも良い方法です。

※文字数削減方法については難しいところなので、別途記事にしていきたいと思います。


上記を行い、企業に提出するESの文字数制限内に収まるようにESを作成して、ESは完成となります!!

これが私のオススメするESの書き方です!!

まとめ


今回の記事はいかがだったでしょうか??

・ESを作成するのが苦手な方
・ESの通過率が低い方

に役立てる情報であると幸いです。

騙されたと思って、私のオススメのESの書き方を実践してみてください。

この書き方を習得するだけで、ESの通過率は遥かに変わると思います!!

ESの通過率を上げて、第1志望内定を勝ち取りましょう!!!

 

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